私は31歳、専業主婦です。
ダイエットを10代の頃に決意し、過酷な方法を行った結果、
大失敗をしてしまいました。
当時を振り返ると、あのダイエットさえしなければ
もっと人生を楽しく過ごせたのではないかと考える程後悔しています。
しかし、ダイエットの失敗があったからこそ
食べることの大切さや有難さに気付くことが出来たのだと思います。
Contents
周囲の影響を受け、ダイエットを決意
私がダイエットを始めようと思ったのは19歳、大学に入学したばかりの頃でした。
大学の入学式でスリムで可愛い女性が多いことに衝撃を受け、
自分の太った身体が恥ずかしくて仕方ありませんでした。
高校の頃は体型のことなど全く考えず、
好きな物を好きなだけ食べていた私でしたが
大学に入ってから体型が原因で自信をなくし、消極的な性格になってしまったのです。
大学でできた友人に「痩せたら可愛いのに」と言われ、
その言葉がきっかけでダイエットを決意しました。
その何気ない一言は私のプライドを傷つけました。
痩せたら…ということは今は醜いということですよね。
マイナス思考な私は変な捉え方をしてしまい、意地でもダイエットに成功し
誰よりもスリムになってやると強く決意しました。
無謀なダイエット計画を決意した私
ダイエットの計画は30キロ台になるまで諦めないという無謀な目標です。
なぜ30キロ台なのかはモデルの体重を調べ、
殆どが30キロ台だったのでモデル体型を目指そうと考えました。
今、振り返るとかなり無茶な目標を立てていることに呆れますが
当時は強い心で挑むことを決めていました。
期間は決めておらず、とりあえず目標体重になるまで
ダイエットを継続すると心に決めたのです。
ダイエット法を間違えると大変なことになる
ダイエット方法は断食を選びました。
断食ダイエットとは3日間は食べ物を摂取せず、
飲み物で過ごすという方法なのですがこの正しいやり方を守らず、
自己流断食法で挑みました。
こんな甘いやり方で痩せるわけがないとストイックに言い聞かせ、
3日間ではなく5日間もの断食を定期的に行いました。
一度、決意したことは必ずやり抜くという頑固な性格が祟り、
ダイエットの悪魔にとりつかれてしまいました。
ダイエット法は殆ど食べない食事制限になってしまい、
当時の1日の摂取カロリーは300キロカロリーも満たなかったと思います。
5日間は断食しているので水だけで過ごし、
断食が明けても口に食べ物を入れる行為が怖くなっていきました。
食べることは太ること、そんな歪んだ考えを抱いてしまった私は
ダイエットにより心が壊れてしまったのです。
痩せたけど結果的には大失敗
ダイエットを始めて半年、私の体重はかなり落ちました。
この自己流断食ダイエットにより、摂食障害を発症してしまいました。
過剰なダイエットは身体だけでなく心も壊していくのだと改めて実感しました。
リバウンドと闘い、ダイエットを再開
34キロまで痩せた私でしたが食べることが恐怖心となり、
この頃は拒食から過食にスイッチが入ってしまったのです。
結果、私は見事リバウンドをしてしまったのです。
懲りない私は再度ダイエットを図りましたが
自分の心に合わせたダイエット法で標準体重に戻す
食欲は我慢出来ず、相変わらず好きなだけ食べていましたが
ダイエットの効果が出るのは遅かったのですが
徐々に食欲もセーブすることができ、現在は標準体重をキープしています。
過剰なダイエットにより大失敗をし、